結婚式の写真はとても大切なものですよね。
その中でも親戚に配ることもある集合写真の撮影までの流れと、しておいたほうが良かったポイントを合わせてご紹介します。
集合写真の場所とタイミング
場所
筆者はゲストハウスで式を挙げました。集合写真はそこに併設されているスタジオで撮りました。
タイミング
挙式の後、スタジオに向かい披露宴が始まるまでの時間で撮影しました。思った以上に短い時間です。
写真に写った親族メンバー
- 新郎側:新郎の両親、兄弟、祖母、叔父叔母、従兄弟、それ以外の親戚
- 新婦側:新婦の両親、姉妹、祖母、叔父叔母、従姉妹、それ以外の親戚
筆者たち夫婦には子供(6ヶ月)もいたので一緒に写りました。
親族控え室にいるゲストが対象でしたので挙式場に向かう前に挙式後に集合写真を撮る旨を伝えてもらいました。
写真撮影の流れ
STEP1:挙式場からスタジオへ移動
挙式終了後、新郎新婦が先にスタジオへ移動します。新郎新婦が移動した後に親戚は係りの人の誘導でスタジオへ移動します。
STEP2:ひな壇に並ぶ
新郎新婦は先にアルバム用の写真(立ち姿)を撮影し、その間に親戚は集合写真のひな壇に並びます。
ここでのポイントは親戚と言っても中々会う機会の少ない方も多かったりすることもありますが、並んだときに遠慮をして隣の人と間が空きすぎてしまうとなんだかよそよそしい写真になってしまいます。
また並んだときに前の列の人と顔の位置が重なってしまうと見えにくくなってしまうこともあるので、前列の人と人の間に立つようにしましょう。
STEP3:身なりを整える
親戚が並び終わってから中央に新郎新婦が並び、新婦さんは担当の方によってメイクを直してもらい、ベールの向きやドレスの裾を直すのはスタジオのスタッフさんでした。
最前列の新郎新婦の両親の着物の裾を直したりして1番いい状態にしてから撮影します。
カメラマンさんは全体のバランスと新郎新婦に気を配っていますが、案外他の並んでいる人の服装までは気が回らないこともあるので服装のちょっとした乱れを見逃してしまうこともあります。
スタッフさんが多ければこういった見落としは少なくなりますが、そうならないために自分たちの服装などはお隣の人と簡単にチェックし合うといいです。
STEP4:撮影
いよいよ写真を撮影します。
ここで気にかけておきたいことは、写真は自分たちで選べないということです。
スタジオによって異なると思いますが、筆者が撮ってもらったスタジオではカメラマン目線で1番良いものを渡してくれますのでどの写真が選ばれてもいいように心がけておきました。
集合写真の並び方
一般的に血縁の近い人が新郎新婦の近くに並びます。
筆者の場合、中心には新郎新婦と子供、その両脇の最前列には互いの両親や兄弟が並ぶ予定だったのですが、両家の祖母3人のうち2人は90歳以上だったので座れる最前列にしてもらい、その関係で兄弟や兄弟夫婦は2列目へと変更になりました。
3列目以降は女性が前、男性が後ろと背の高さでならんでいました。姉夫婦、弟夫婦以外は隣ではなく前後で並んでいました。
その場でこういった変更を伝えることももちろんできますが、祖母が来ることは最初から決まっていたので最初からそのように準備をしてもらえるようにしておけばよかったです。
集合写真の注意点とポイント
撮影の有無は事前に身内に相談を
最初は集合写真を撮るか決めかねていたのですが、自分たちだけではなく両家の両親にも相談したところ、やはり撮影はすることになりました。
筆者の場合、両家で意見は割れましたが撮っておいて配らない写真は両親のみに渡すなど、誰に撮影への参加をお願いするか、写真は誰に配るかなど両家で違うので、撮らないと決める前には必ず相談されることをおすすめします。
親戚との集合写真だけでなく
親戚集合写真を撮ることに決めたものの、家族のみで写真をとることは考えておらず結婚式から4年経った頃に、母が「家族だけでの写真を撮りたかったな」とつぶやいていました。
そのつぶやきを聞いて、筆者も家族だけの写真も撮っておけばよかったなとも思っています。
結婚式は新郎新婦2人の新しい門出と同時に両親に感謝を伝えるための大事なものです。両親のためにも家族との写真を残しておくのも良いかもしれません。
おわりに
筆者は実は最初親戚で集合写真なんてとらなくても、と乗り気ではありませんでしたが、こうして写真を見るとあらためてみんなに祝福されて結婚したんだなぁとしみじみ感じます。
写真はずっと思い出とともに残るものですので、皆様の大事な日の思い出にお役立ていただければ幸いです。
(image by amanaimages)